『父さん……っ』 泣く、大樹の頭を撫で続けていた。 『ありがとう、朝陽。全てを、捨ててまで……私についてきて、くれて……私を、愛してくれて、ありがとう。ゆっくり、休んでね……大好きよ、貴方を愛しているわ。朝陽……貴方とのことを、忘れないっから……だから、これから、私が何をしてもっ、許して……くれるっ、よね?』 涙を必死に我慢しながら、震える手で、撫で続けていた。 ひたすらに愛する人の遺した、息子を。 そして。