「さようなら……っ!」 何も、一言も発さなかった俺を見て、桜華は傷ついたように笑った。 とても、寂しそうに。 多分、この時、俺は思っていた。 他国に行ったとしても、会おうと思えば会えるって。 だから、手を伸ばさなかった。 けど…… 届いたのは、彼女の死を知らせるもの。