「……は?」 心底、不思議そうな相馬。 「つか、何でだ?」 何故か、なんて、理由は決まってる。 「物理攻撃が効かないからに決まってるじゃん?」 相手が幽霊なら、殴る前に通り抜けるではないか。 「心霊話とかを聞くのは、良いの。ただ、じゃあ、実際に行ってみましょう!が、ダメ。面倒くさいし」 私の言葉に絶句した相馬は、息をつく。 「……お前らしい、理由だな」 「……でしょ?」 普通の返答だと思うのに、彼はなんでこんな顔をしているのだろうか。