「グッ……」 気が付けば、手が伸びていた。 細い首を絞めていた。 共にいられないのなら、死ねばいいと思った。 「っ……ころ、して、」 喘ぐ声で、言った夕蘭。 ”殺して“と。 その時、抱かれていた赤子が泣いた。 元気な声を張り上げて、大泣きした。 「ゲホッ……」 咳き込んだ夕蘭。 手を伸ばそうとして、握り締めた。