「だが・・・」


そこに後ろから声が掛かる。


「陛下、まどか様は無事の様ですね。」


ローレンスさんが訪れました。
多分執務室を飛び出したエドを追ってきていたのでしょう。


「心配掛けて、さらに執務にまで影響だしてすみません。
迷子になってた所にリアナちゃんと出会ってついついお話してたんです。」


「リアナ、ここに居たのか。今は座学の時間ではなかったかな?」


「私もお手洗いに来たところまどか様にお会いしたのですわ。」


「まどか様、うちのリアナはなにかしませんでしたか?」

ローレンスさんの発言にドキリとしますが、特に害もなくむしろお友達になれそうですよ!

「リアナちゃんとはお話してお友達になりました。」


「仕事柄我々があまり見れてなかったりですこし我儘な所がありまして・・・」

ローレンスさんがちょっと遠慮気味にかつリアナちゃんを親として見つつ言っています。


「そんなに我儘ではありませんよ?しっかりとしたお嬢さんです。私は一人っ子だからリアナちゃんが妹みたいで可愛くて。」

いや、本当にこんな美少女が妹だったら日々充実だね!