どこにでも居る普通の女子高生の私鈴木まどかは今日も今日とて変わらぬ日常生活に身を置き、朝の通勤通学ラッシュに揉まれて学校の最寄り駅に降り立ちました。


電車すらぎゅうぎゅうで辟易してるので、階段位はと早めに毎日出ているのである程度人が減ってから階段をのぼるのが私の習慣。


今日もそんな感じで電車を降りてから少しホームで待ってから階段をのぼり始めた。

別に変わらない。
いつもと同じ通学スタイル。


しかし、今日いつもと違ったのはチャラくてふざけながらのぼっていた男子高校生の集団がいたこと。

そして、その横を通り過ぎようとした時勢い良く動いた男子高校生の鞄が思いっきりぶつかってきてバランスを崩した私は階段から落ちていき、衝撃を予想して思わず目を瞑っていた。