「さて、ここからは私がまどかの疑問に答えるわ。蛇人族は記録係。この世界の出来事は一族で記録してきた。族長はその全てを把握する者。何でも聞いていいのよ?」
そう言ってくれた。
つまり、マールさんでは回答出来ない事もケイリーなら分かる可能性が高いということだ。
「えっと今まで落ち人はどれ位居たの?」
「我々蛇人族の記録によれば落ち人はサールーンの歴史10万年の中で10人程よ。大体1万年に1人という感じだわ。」
途方もない年月の中での1人でしたか。
そりゃマールさんも初めて出会うわけです。
むしろいつもの通り鳥人族に助けられればマールさんとは出会わなかった確率のが高いと言うことだ。
よく気付いて助けてくれたものだ。
マールさんに助けられなきゃぺちゃんこの運命だったものね。
「因みに前回の落ち人さんはどれくらい前に来たの?」
「前回の記録はざっと2万年前ね。」
「じゃあ私は結構久しぶりな落ち人なんだね。」
「えぇ、そうなるわ。」
あと一つ聞かなきゃいけないこと。
何となく予想付いてるけど聞かなきゃいけないこと。
「ケイリーさん、最後の質問です。」
私の顔を見て何を聞かれるかケイリーさんも予測付いたのでしょう。
「落ち人は元の世界に戻れますか?」
そう言ってくれた。
つまり、マールさんでは回答出来ない事もケイリーなら分かる可能性が高いということだ。
「えっと今まで落ち人はどれ位居たの?」
「我々蛇人族の記録によれば落ち人はサールーンの歴史10万年の中で10人程よ。大体1万年に1人という感じだわ。」
途方もない年月の中での1人でしたか。
そりゃマールさんも初めて出会うわけです。
むしろいつもの通り鳥人族に助けられればマールさんとは出会わなかった確率のが高いと言うことだ。
よく気付いて助けてくれたものだ。
マールさんに助けられなきゃぺちゃんこの運命だったものね。
「因みに前回の落ち人さんはどれくらい前に来たの?」
「前回の記録はざっと2万年前ね。」
「じゃあ私は結構久しぶりな落ち人なんだね。」
「えぇ、そうなるわ。」
あと一つ聞かなきゃいけないこと。
何となく予想付いてるけど聞かなきゃいけないこと。
「ケイリーさん、最後の質問です。」
私の顔を見て何を聞かれるかケイリーさんも予測付いたのでしょう。
「落ち人は元の世界に戻れますか?」