また、女の人は
「だから!佑輝はあなたに妬いて欲しくて
毎日、メイクとかウィッグとかで
別の顔した私とつるんでたの!
まぁ、、それも頼まれたんだけど…
で、私は一つ先輩で佑輝のいとこ!」
………言葉が出ない。
色々、動揺しすぎて頭がついていかない…
けど、佑輝は私の事、嫌ってなかった。
それだけはなんとなくわかった。
その佑輝に目を向けると
顔真っ赤にして私の方見て
「ほんとごめん!紛らわしい事して。
別れよって言われても仕方ないかも…でも
俺、お前ほど好きになったやついなくて
でも、彩葉が妬くところ見たことなくて
俺はいつもいつも妬いてるのに…それで…」
って佑輝は顔真っ赤にして
反省してるような
少し下がったトーンで言った。
これを聞いても私の友達は
別れた方がいいって言うのかもしれない
けど…



