「もちろん!いつもありがとな?」
──キュン
もう、好きな人いるのにその笑顔は反則だよ…
もっと好きになるじゃん…
「ありがとう。」
あぁ、やっぱり一緒にいるのは辛すぎる。
隆之とこのまま一緒にいたらどんどん隆之のこと好きになっちゃうよ…
「雪菜?」
「え?」
「大丈夫か?ちょっと顔色悪いけど…今日はもう休むか?」
「ううん、大丈夫だよ!」
「…そうか?」
心配そうに私の顔をのぞき込む隆之。
うぅ…近いよ〜
「うん!大丈夫!!」
「…無理はするなよ?」
「うん、わかった!」
隆之はしぶしぶ私から離れると「なんか手伝えることあったらなんでも言えよ?」と自分の部屋に戻った。
♢♢♢
ご飯を食べ終わって自分の部屋に戻る。
七海に相談してみようかな。
いや、でも隆之と同居してるの言ってないし…


