「は?」


七海は私がそう聞くと真っ赤になった。


「・・・」


「ねぇ、冗談なんかじゃないよね??」


「……本当に好きだよ?ただあんたも真人のこと好きだし、真人もあんたのこと好きだから応援しようって思ってたの!」


「…なんで、真人くんが私のこと好きって知ってるの!?」


「だって真人から相談受けてたもん。」


「なんかごめんなさい。」


「なんで雪菜が謝るのよ。」


「なんとなく?」


「なんとなくって…そういえば近くにさ雪菜も好きそうなカフェがあるんだけど、そこ行かない??」


♢♢♢


次の日。


学校に行く前に真人くんからLINEが届いた。


【今日の放課後屋上に来て?】


【うん、わかった!】


後は基本いつも通り。


七海や隆之、真人くんと喋ったり退屈な授業受けたり。


授業中に隆之が寝てるの見て、


なんで寝てんのにこんなに頭いいの?


と不思議に思ったり…