「は?雪菜作ってくれんの?」
「だって前に七海と遊んだとき、隆之めんどくさいって言って何も食べてなかったから…」
「サンキュ!雪菜が用意してくれるなら食べる!!」
「じゃあ、玉子焼きとサラダ作っとくね?朝はトーストでいい?」
「あぁ!トーストは俺が用意する!」
「え?隆之が用意してくれるの?」
「うん。だから雪菜は玉子焼きとサラダよろしく〜」
なぜかご機嫌な隆之は滅多にしない…っていうかしたことない朝ごはんの準備までしてくれた。
♢♢♢
「じゃあ、行ってきま~す。お昼ごはん忘れず食べてね??」
「あぁ、行ってらっしゃい。」
家を出ると私は七海の家に向かった。
インターホンを押すと七海がでてきてくれた。
「雪菜、いらっしゃい!上がって?」
「お邪魔しまーす!」
私たちは2階にある七海の部屋に向かった。
「で、相談したいことって?」
七海にそう聞かれた。


