隆之side
『うん、実はね明日2人で水族館行くことになったんだ〜!』
雪菜からそう聞いたのはご飯の前。
かれこれ1時間前だ。
今は晩ご飯も食べ終わり雪菜は部屋にこもって明日の服を選んでいる。
雪菜の部屋のドアが開いた。
「ねぇねぇ隆之!こっちの服とこっちの服、どっちがいいと思う??」
雪菜が見せてくれたのはマキシ丈のワンピースとキュロットに白のブラウス。
表情から明日のことが楽しみで楽しみで仕方ないことはすぐにわかった。
雪菜はわかりやすいから…
雪菜が真人を好きなことは聞いていた。
そして真人が雪菜のことを好きなことも。
両方からそう聞いて2人ご両思いだと知ったときは特にどうも思わなかった。
しかし、今はなぜかモヤモヤする。
「ねぇねぇ、隆之、どっちがいいと思う!?」
少し心配そうな表情で聞いてくる雪菜。
「こっちでいいんじゃない。」
俺はマキシ丈のワンピースを指さした。
『うん、実はね明日2人で水族館行くことになったんだ〜!』
雪菜からそう聞いたのはご飯の前。
かれこれ1時間前だ。
今は晩ご飯も食べ終わり雪菜は部屋にこもって明日の服を選んでいる。
雪菜の部屋のドアが開いた。
「ねぇねぇ隆之!こっちの服とこっちの服、どっちがいいと思う??」
雪菜が見せてくれたのはマキシ丈のワンピースとキュロットに白のブラウス。
表情から明日のことが楽しみで楽しみで仕方ないことはすぐにわかった。
雪菜はわかりやすいから…
雪菜が真人を好きなことは聞いていた。
そして真人が雪菜のことを好きなことも。
両方からそう聞いて2人ご両思いだと知ったときは特にどうも思わなかった。
しかし、今はなぜかモヤモヤする。
「ねぇねぇ、隆之、どっちがいいと思う!?」
少し心配そうな表情で聞いてくる雪菜。
「こっちでいいんじゃない。」
俺はマキシ丈のワンピースを指さした。