かなりめんどくさがりだけどご飯の準備とか洗濯物取りこむときとかは手伝ってくれるんだよね…
なんだかんだで優しいんだよなぁ
♢♢♢
10時45分。
私は待ち合わせ場所の時計台に来ていた。
そこにはすでに真人くんの姿が。
「ま、真人くん、ごめん待った?」
「俺も今来たところだから大丈夫だよ。それにまだ時間前なんだから謝らなくても…」
真人くんは笑いながら言った。
あぁ、やっぱりかっこいいなぁ…
「雪菜、かわいいな!私服姿初めて見るけどなんか新鮮!」
「えぇ!あ、ありがとう…!!あの、真人くんもかっこいい……です。」
私は真っ赤になってそう返した。
…きょ、今日心臓いくつあっても足りない気がする……
「じゃ、水族館行こうか?」
真人くんはそう言うと私の手をとった。
「え!?」
「あ、悪い……その、繋いでもいいか?」
真人くんは私の顔を覗き込んでそう聞いた。
や、やばい…やっぱり今日は心臓いくつあっても足りない!!


