「そういえば佐竹くんと隆之はなんで一緒に?2人って仲良かったけ?」
「あぁ、途中で東城と一緒になったんだよ。話してたら意気投合した。」
「ふ〜ん」
あぁ、夢みたいだ大好きなあの佐竹くんと同じクラスでしかもこうして話せているなんて…
そのとき1人の男の先生が入ってきた。
「お前らもうすぐで入学式始まるから並べ。」
その言葉で私たちは廊下に出た。
男女出席番号順に並ぶとまたしても隣は隆之だった…
♢♢♢
入学式も終わり教室に帰ってきた。
自然と席の近い4人で話す。
「それにしても新入生代表挨拶にはびっくりしたわね。」
「そうそう!俺となりから返事の声聞こえるし、思わず、はぁ?って叫ぶところだったわ!」
「え〜そんなにびっくりした〜?」
新入生代表に選ばれていたのは隆之だった。
「なぁ、早田、コイツいっつもこんなにゆるいのか?」
「まぁ、基本は…?」
さっきの挨拶見てこの人こんなにしっかりできるんだ〜って感心したしね…