その人は、とてもいい人で アタシの事も大切にしてくれていた… 向こうもアタシを信頼してくれていて、アタシも彼を信頼してた… 信じていた―――。 でも…… その気持ちは、アタシだけが 思っていたみたい。 信じていたのに… やっと心から好きになれると思ったのに…。 アタシの中で何かが音をたてて崩れ落ちた…―――。