アタシはしぶしぶナオの隣に下がると、ナオは何故だか構えだした……。 そんなナオに嫌な予感がする……。 「ナオ…。まさか…?」 「うん♪」 そう言ってニッコリ笑うと、 その顔に似合わなく足を振り上げた……! バアアァンッッ…―――! 古い鉄のドアが激しく音を立てる……。 思わずアタシは耳を押さえると目を閉じた……。 しばらく余韻の残る音の中、 アタシは恐る恐る目を開ける…