「ねぇナオ…?」

「ん?」

「ナオは離れていかない?」

「うん…。」



自然に出て来る言葉。
ただ、どこにも行ってほしくないって…強く思った。



「どこにも行っちゃヤダよ?」

「分かってる。」



そう言ってナオはアタシをその大きな胸に抱きしめてくれた。



過去の恋愛が脳裏に浮かぶ…

でも、もう…過去は振り返えらない。



アタシは未来を生きていく…
ナオを信じるよ。