「もぉ〜…いい加減、離してくれてもいいじゃんかぁ〜…ナオのバカァ〜!」 そういって、上を向いた。 「え……?」 そしたら以外にもナオの顔が近くにあって、思わず目が合ってしまった…。 ゔ……… どうしよう…この空気…。 いいムードになりつつあると、いつも壊してしまうのがアタシ達のダメなところ。 ケド今日は少し違って… ナオはアタシの腕を静かに下ろすと、真剣な目でアタシを見た…。