「秋穂〜♪行くよ?」


「え、あぁ…うん…。」



カバンを振り回しながらアタシの方に振り向くショウ。



アタシ…最低だ…。



ショウはこんなにアタシを想ってくれてるのに…



アタシはいつも、ショウといるときも…



ナオとショウを重ねてしまう…



ショウといても…ナオの事を考えてしまう…。



アタシ…

もう前を向かなくちゃいけないんだよね…?