そんなショウはアタシの頬っぺたを引っ張ってくる。



「いひゃいんですけど〜?」


「お返し。」



そういったショウの肩をポカポカと叩いた。



「痛くねーよー♪」



そう言って、アタシの手を留めるショウ。



このやり取りに、はっと思い出す。


いつもナオの肩を叩いていたアタシ。


そしてそれを留めるナオ。



いつもやっていたやり取りが、アタシの頭でフリーズする。