アタシがどんどんと不安になっていく中で… ついにその時が来てしまった。 「ねぇ…ナオ……!」 「別れよ…。」 え……? ナオがいきなり発した言葉に、思考回路が停止する…。 今まで、感じていた不安が全部アタシの上にのしかかる…。 まるで…アタシ達の回りだけ、時間が止まったかのように……… 全部、音もなにもかもがアタシの世界から消えた気がした…。