ついに向かい合って立ち会ってしまった2人。



その間には、なんだか火花がバチバチ飛んでるような気がしてならない。



あ~…もう!!



ついにこの空気に絶えられなくなったアタシはナオの頭をジャンプして軽く叩いた。



「いでッッ…!?」


「バカナオ!!アンタ怖すぎ!!」


「はぁ!?」


「クラスのみんな脅えてんじゃん!!」



きっと、こういう空気のナオにこんな事できるのは世界中探してもアタシだけだろう。



多分、他の奴がこんなことしたら半殺しの刑になってるハズだ。