「いいよ別に、つーか秋穂さんも立ちなよ?」 「え…?」 そう言って、転んだアタシに手を差し延べた金髪くん。 「あ、うん。ありがとう。」 「いーえ。」 遠慮なくその手を掴んで立ち上がった。 それにしても…… 「背ぇ高いねぇ〜?一年生なのに!」 ナオまでは行かないけど、一年でこれだけ高いと、まるでアタシが後輩みたいじゃん…!