「お前ら遅いッ!」 そう言ってナオにデコピンをされる秋穂。 みるみる内に赤くなるおでこ。 「いったぁい!!」 そしてポカポカとナオを叩くアタシ。 いつものようにじゃれ合うアタシとナオ… でも一つだけ違う事があった。 横にいたユウキが、アタシ達の方を見ていった。 「ナオにこんな事してるヤツ、初めてみたぜ?」 「え…?」 思わず手を留める秋穂。