後から聞いた話しなんだけど、先輩達があの時アタシについたあの嘘は



ナオと別れさせる為の口実だったみたい。



ナオとアタシが別れたら、先輩達の事をナオが構うとでも思ったんじゃないのかな…?



そんな思いを胸に抱きながら、
アタシは白い息を出して、静かにナオを待っていた。



ってゆーか…ナオ遅くない!?



マジでどこ行ったんだろ?