しばらく手を押さえているナオ。 そんなナオをみて、思わず笑ってしまった。 「ぷっ……あははっ!」 「ひどくね!?マジ痛てーんだけど!!」 あの日、あの別れ話の事件から アタシは何だか強くなった気がする。 ってか、強くなれた気がする! そんな自信を持つことができるようになったのは、全部ナオのおかげだよ。