だから、そんな高校には嫌でもやっぱり真面目に勉強などやってない…



いわゆる不良やヤンキーが
自然と集まってくる。



アタシは校舎に入ろうと、一歩足を進めたときだった…



誰かに肩をポンッと叩かれて
そして声をかけられた…。



「秋穂…!?」



その少し懐かしい声のトーンに自然とアタシも顔が緩む。



そして振り向くと。


やっぱり…