顔だけじゃなく…、体もかなり 負傷しているもよう…。 「ってか何で!?…ちょー痛そうなんですけど…。」 「痛くねーよこれくらい!」 そう言って強がるナオ。 けどアタシはナオのそんな性格をもう知ってるつもり。 だからナオの包帯だらけの手をおもいっきり握ってやった。 「いっでーっ!!」 「ふーんだ。」 ナオが悪いんだからね? 嘘つくのが悪いんだもん。