そりゃアタシは156センチのチビかも知れないけど… 「それはナオが、大きすぎるからだよっ!!」 「うっせ〜チビ。早く飲めって…!」 「チビチビ、ゆうなぁ〜!」 そうやって叫びながらアタシはナオの肩をポカポカと叩く。 そんな必死のアタシの抵抗にも焦った顔色一つせずに 「痛くね〜し〜。」 などと言って余裕の表情で、 その大きい手の平で、いつもアタシの手は捕まえられてしまう