ナオの席はアタシ達の隣。 いつものように、机の上にドカッと長い足を乗っけて そして横目でアタシを見ながら自分もいつものヤツ。を飲んでいる。 そして長い手がスッと伸びて来たと思えば その手の先に、いつものヤツ。があった。 いつものヤツ。とは牛乳の事。 何故かナオはアタシに牛乳を毎日買ってきて 昼休みになれば、その牛乳をアタシに少し乱暴に手渡す。 そんなカンジだ…。