そんなアタシにア然としてた先輩達だったけど… 直ぐに気を取り直したのか、アタシの胸倉を掴んだ。 「あんた…。マジで自分が選ばれたとでも思ってんの…?」 「………。」 先輩の言葉に声が詰まる…。 選ばれた…? そんな事、思ってないよ。 実際はナオと付き合ってても、不安ばかり。 ナオに好きでいてもらえる自信がある何て全然ないし…。 実際は不安ばっかりだよ…。