そう…。 もう見慣れてしまったサラサラの茶色の髪と、八重歯と… そして太陽みたいな笑顔の持ち主…。 アタシが最近気になっちゃってるナオだ…。 「あ〜ナオ君、今日もじゃん〜。」 そう言って、エリが指差しながら、歩いてくるナオの手には… いつものヤツ。 それがナオの大きな手の平で見え隠れしてる。 そして、そのままアタシ達の隣に座ったナオ。