そんな事を考えながら、アタシがビクビクしていた時だった。 前かがみで見ていたのが原因でだんだんと腕が痺れてきた… やばい…。 このままじゃ、腕が持たないよ…。 でも今動いたら先輩達にバレちゃうし…。 危機的状況で、もうダメだと思い始めた時だった… 「じゃあ、もう行く?」 「うん。」 ギャルの先輩達の話し声が聞こえて来て、その言葉にホッと胸を撫で下ろす。