ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-







そんな事を考えながら、アタシがビクビクしていた時だった。



前かがみで見ていたのが原因でだんだんと腕が痺れてきた…



やばい…。



このままじゃ、腕が持たないよ…。



でも今動いたら先輩達にバレちゃうし…。



危機的状況で、もうダメだと思い始めた時だった…



「じゃあ、もう行く?」


「うん。」



ギャルの先輩達の話し声が聞こえて来て、その言葉にホッと胸を撫で下ろす。