ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-







「んで?この後どーするわけ?」


「え?まぁ、あの女シメるしかねぇんじゃね?」


「だよね〜。でもあの女、ナオにチクんじゃね?」



ナオ……?



ナオの名前が出て来て、アタシは少し肩を揺らした。



それまでカーテンの後ろに隠れていたアタシは、少し身を乗り出して、その様子を覗いてみる。



アタシの目に映った人影。



それは、ナオの事を好きな先輩ギャルの一部だった。