だけど胸につかえた鉛のようなモヤモヤが、アタシの気持ちの奥に重くのしかかる…。 不安でいっぱいで、ナオの腰に手を回す事が出来なかった…。 アタシの耳元でナオが囁く。 「何か悩んでんのか…?」 ナオは気付いちゃうんだね…。 アタシがいくら隠そうとしても、ナオにはバレちゃうんだね。 それくらい、ナオの愛はおっきいんだって分かってるよ…? だけどね…? 何だか、あの時アタシ、信じられなくなってたんだ。