「よう、秋穂!!」 「へ…?」 ロッカーの前でたたずむアタシの背後から、聞きなれた声がかかる。 バンッ!! ビックリしたアタシは勢いよくロッカーの扉を閉めた。 「な、なに!?」 振り返ると、そんなアタシに少しビックリした様子のナオ。 「どうした?」 「え…?」 「なんかあった?」