次の日…。



アタシは少し憂鬱な気分のまま、学校へと足を進めた。



いつものように下駄箱で靴を履き替えようと自分のロッカーを開ける。



だけどアタシはロッカーを開けたとたん、自分の目を疑った。



「…え?」



ロッカーを開けた手が少し震えてるのが分かる…。



なに…これ…。



ロッカーの扉の裏に、飾ってあった写真。



この前の学園祭の時に撮ったナオとの写真が、ビリビリに破られて…



アタシの上靴の上にばら撒かれていた。