ナオも席に着くけど……。 いつものように、机に長い足を 乗っけて、先生の話なんか聞いてないみたい…。 転校生の話しなんか興味の無いナオは、机の影に隠れてケータイをいじっている。 「えーっと…。それじゃあ転校生を紹介する。」 そういった先生は、廊下にいる 転校生に声をかける…。 ドアの向こうから現れた転校生の姿……。 それは…小さな女の子だった。