「あははっ〜♪ナオが天才なんじゃないでしょ?」 「うっせ〜。」 そんな事を言いながらも、ナオの嬉しそうな顔をみて、アタシも嬉しくなった。 「でもさ…。」 「ん?どうしたの〜?」 「さっき、秋穂。売店の近くに居なかった?」 「え……?」 そのナオの言葉が少し胸に引っ掛かる…。 アタシ……売店に行ってないよね…? 昼休み、教室から出てないし…。