学園祭が終わって数日が経った。



秋も過ぎ、段々と深まる冬…。



制服もブレザーだけじゃ足りなくて、最近じゃカーディガンを上に着るようになってきた。



だけどアタシ達のココロは冷える事なく、相変わらずラブラブだ。



「ほらよ〜♪」


「ありがとうナオ〜♪」



今日もナオから渡された牛乳を手に取る…



いつもと変わらない昼下がり。



「あれ…?」



でも今日は少し違った。