「アタシはナオが来てくれただけで嬉しいから…。」



ナオの手を掴んで、その温もりを確かめる…。



いつ触れても温かいナオの手の平…。



それは今日も変わらない。



アタシの大好きな手。



ナオはアタシのその言葉を聞いて、男に「エロガキ…。」と…



少し吐き捨てるように言うと、
アタシの腕を引っ張った。



「えっ!?…ちょっとぉ〜!?」


「いいから♪」



アタシを引っ張りながら、笑う
ナオ。