「え……?」



その言葉にアタシの思考回路が止まって…



揺れた腕のせいでグラスの中のジンジャーエールが静かに泡を立てた。



「今……なんて…?」



アタシが再度聞き直すと、普通に言葉にする男。



「だから〜。キスして良い?」


「……。」



いや、意味分かんないんですけど……。



そんなアタシの言葉とは裏腹にズイッ…と近寄ってくる男。