今日も一条三兄弟と××な日々。



***


そして次の日。いつもの時間に家を出ると三兄弟が私のことを待っていてくれた。


「茉莉ちゃん、おはよう。これお弁当。中身は開けてからのお楽しみ」

「まりりん!今日一緒にお昼食べたいな!あ、景ちゃんも一緒でもいいよ!みんなで食べたほうが美味しいしね♪」


相変わらず昴さんは本当のお兄ちゃんみたいだし、晶くんは朝からくっついてきて可愛いし。

そんな変わらない日常の中で今日はちょっとした変化も……。


「おはよ」

誰かに言われたわけでもなく聖が目を見て挨拶してくれた。それだけで普通の毎日がハッピーになる。


「うん!おはよ!!」

「声でか」

「あ、ごめん。ついテンションが上がって……」

本音がぽろりと外に出ると、すかさず後ろから晶くんが体重をかけてきた。


「なんで聖にいだとテンションが上がるの?」

不満そうに口を尖らせながら、私の首に回している腕が力強くて息苦しい。


「たしかに今のは納得いかないな。俺はこんなにも茉莉ちゃんに尽くしてるのに……」

「す、昴さんまで?お弁当感謝してますよ!本当に毎日嬉しいです!」

「お弁当だけかあ……」


何故かふたりが隣でため息をついてるけど、聖はスタスタと歩いて「冗談ばっか言ってるなら先いくぞ」とやっぱりクールも忘れない。

もしかして私のテンションも冗談だと思われた?……まあ、別にいいんだけどさ。