今日も一条三兄弟と××な日々。



やっぱり手の感触が違うな。

聖の時はもっとこう……って、なにを考えてんの私……!


「ああ、おはよ」

聖はふたりに言われたから仕方なくって顔。


やっぱりあの出来事のことを忘れてる。

というか、なかったことになってる……。

無意識だって分かってたし、普段あんなことをするタイプじゃないから聖は聖でも違う聖のような気がしてた。

でも聖もあんな風に触れるんだって……。

狼のように男の人の目になるんだって思ったら本当に心臓が壊れるぐらいドキドキして……。

しかも私のファーストキスを奪ったくせに。


「なんだよ?」

それなのに本人はなにひとつ覚えてないって……。

「……別に」

もしも覚えていたらどうしよう、なんて色々なシミュレーションしていた私があまりにバカみたいだ。