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そして週明けの月曜日。朝食のジャムパンと目玉焼きを食べて玄関のドアを開けた。
「茉莉ちゃんおはよう」
「まりりん、今日も可愛いね!」
昴さんと晶くんに挨拶を返しつつ、視線は聖のほうへ。
どうやら風邪は治ったらしくて食欲も戻ったと昴さんを通じて聞いた。
それは良かった。それは良かったんだけど……。
「ん?」
あまりにジロジロ見すぎて聖が首を傾げてしまった。
朝からドキドキと速い鼓動。あれから脳内で何回もあの光景をリピートしては身体が熱くなって……。
だからちょっと、というかだいぶ寝不足だ。
「こら!聖!たまには茉莉ちゃんにおはようぐらい挨拶したらどうだ?」
「そうだそうだ!まりりんおはよう、ぎゅーっぐらいしてみろ!」
よく分からないふたりのお説教。しかも晶くんに至ってはまた後ろから抱きついてくるし……。



