何をしていても海斗が頭からはなれなくて‥ 海斗の変わらないあの笑顔が あの時の私を責めているように思えて‥ 沢山の涙と共に海斗に別れを告げたあの日の私に‥ 裏切られた。 と言っているように 思えて‥ 私は何も‥ 何もかもが‥ 怖くなった‥。 眠れなくなった。 食べれなくなった。 動かなくなった。 何もしなくなった。 何も出来なくなった。 それでも海斗を想うことは辞められなくて‥ そんな自分がどうしようもなく嫌になった。