隣のキミ。



目を瞑っている真緒くんをじっと見ていると、真緒くんは片目だけを開ける。


「俺が梨子を好きなことより、梨子が俺を好きなことの方が大きいって証明して」

「うっ……」


そう言うと、また目を瞑る。

私は心臓部を押さえ、ほんの一瞬、真緒くんの唇に自分の唇を重ねた。

真緒くんは目を開け、満足そうに笑う。


「俺も負けてられないな。次は俺が証明しようか」

「えっ!?もう駄目ですっ!!」


こんな意地悪な真緒くんも…

普段の優しい真緒くんも…

どんな真緒くんも私はこれからもずっと好きでいる。

10年、20年、30年…ずーっと初恋の真緒くん一筋だ。

すぐ隣でこれからも見つめていたい。






- After end. -