きみは宇宙でいちばんかわいい

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【やばい、きなこちゃん】
【緊急ヘルプ】
【古典でわからないところがある】
【教えて】
【PLEASE HELP ME !!!】


――という、なんとも切羽詰まったメッセージが立て続けに送られてきて、まるっきり無視できるほど、無慈悲な人間じゃないつもりだ。


メッセージの送り主は、もちろん久遠彩芭くんである。

一文ずつ、泣き顔の絵文字があふれんばかりに添えられていて、トーク画面を開くなりびっくりしてしまったし、ちょっと笑ってしまった。


【うん、いいよ】


自信満々に返信しておきながら、わたしにもサッパリな部分だったらどうしよう、と、あとから少しだけ焦った。

だけど、すぐ、もしそうだったとしても大丈夫か、と思い直す。


「――なな、どうした? 大丈夫そう?」

「あっ、うん、大丈夫、ありがとう」


なぜかというと、わたしはいま、柊くんといっしょに勉強中だから。

柊くんは、わたしなんかとは比べものにならないほど頭がいいので、久遠くんからどんなに難しい内容の質問が飛んできたとしても、かわりに答えてくれるはず。