─────── ───── チャペルの鐘が鳴って、青空も、みんなが散らせる花びらも全てが私たちを祝ってくれているような気がする。 今この瞬間、世界で一番幸せなのは私だと思ってしまうほどに。 トン、と足音がして、視線をやると、あの頃と変わらない茶色の髪がふわりと揺れた。 「おめでとう」 かつて好きだった人が、純白を身にまとった私に言う。 「あお」 彼の腕の中には、小さな子供が眠っている。