「れるは?」 ニコニコと笑いながら意地悪を言う彼。 もう何年も一緒にいる中で知った彼は、実は結構いじわるだということ。 「……好き…」 真っ赤な顔をして少し拗ねたように言うと彼は吹き出して頬を染める。 「くはっ、あー可愛い」 それでも私を大事にしてくれて、やっぱり優しい彼を一生嫌いになれないのはもう随分前からわかっていた。 「も、意地悪」 「悪いって、ほら好きな子はいじめたくなるだろ?」 小学生か。 彼はあの頃よりも表情が豊かになって、いろんな顔を見せてくれるようになった。